CUSTOM-NO.004
実に80%を超えるメタルパーツ!!と言うだけに実に残念なパーツのひとつ。
このディスクの質感には日本中のファンが泣いたであろう!!
それほど大げさに言っても過言ではない。
それぞれのモデルエキスパート達が、必至にメタル作成に打ち込むが、その円形デティールに泣かされる。
そしてそれを成功させたモデラーがいることも事実。
最初は塗装でのウェザリングを施すが、プラの限界にひとまず妥協。
しかしある失敗をきっかけに外円だけをメタルにすることを制作仲間達からヒントを得る。
だが、やはり円形という壁が大きく立ちはだかる。
設備がなければ到底無理な話だが、ボクには扇風機という強い味方がいたのだ。
とまあ、これがこのディスクを作成することになったお話ですが、ほんとにやり易かったんです、扇風機。綺麗に円形に削れました。
削ったものをプラディスクに瞬間接着剤で張り付け、放熱穴をピンバイスで地道に開ける。
穴は必ずアタリを付け表面から開けなくてはいけない。裏面から開けるとボコッと浮くからだ。
そして一番需要な質感と摩擦。これがこのディスクのリアルさを左右に分ける。
Fペーパーを順に回しながら掛けていく。時にはオイルを染み込ませながら丹念に摩擦を作っていく。どこが強く、どこが弱く。
ボクはプラスティックの艶消しメッキが嫌いだ!! オモチャの証に見えるから。
内円は納得いく塗装塗りを目指した。
内円ボルトは外よりでリアルではない。だから最初のデティールを削り取り、内側へ移動。
これによりリアルなボルトを付け足す。
ディスクブレーキはある種、バイクモデルをリアルに見せる一番大きなポイントかもしれない。
アルミ板を円形に切り抜いた状態。
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# by nightrotroom2017 | 2009-04-03 19:53 | HARLEY-DAVIDSON 1990FAT BOY