DeAGOSTINII 1/8 McLaren MP4-23(本塗装編「スポンサー&各種カーボンデカール05」)Vol.19!!
水性ウレタンニスの耐久性が悪いのは下地のせいなのか?!
(本塗装編「スポンサー&各種カーボンデカール05」)Vol.19!!
McLaren MP4-23- NO.272
まず最初に、過去画像に掲載していた文字が誤っていました。
「VODAFON」→「VODAFONE」でした。
うっかりミスでした。
申し訳ございません。
現時点ではこの辺りまでデカール貼りをしていますが、まだまだブラックライン分割線の段差処理が残ってますのでなかなか進んでませんね。
さて、今回は前回にひきつづき失敗例をあげます。
コメント欄ではこのハプニングについては語っていましたが、この記事にてどういうものだったかを画像を付けてご紹介します。
ミラークロームの劣化防止の為に一番いいのが「和信水性ウレタンニス」だという事は模型業界では有名なお話です。
実際、色んなコーティングを初期の段階で試し、実際に実感したのも事実です。
しかし、この水性ウレタンニスには当初から疑問な点を持っていたのも確かです。
「McLaren MP4-23- NO.269」でもご紹介したデカールを貼る際、水を浸し暫く置くと起こる「縮み現象(暫くすると元の状態に戻る)」、そして最近発覚したデカールセッター&ソフターにより「染み状態」、この現象が起こると水性ウレタンニスを浸透するのか、研磨、コンパウンドで磨いても絶対に取れない!!という事実。
しかしこの現象、全てのものに当てはまるかと言うと、YESではありません。
このブログでもお馴染みの「teruさん」は水性ウレタンニスを頻繁に使われているユーザーのお一人で、そういった現象があると過去聞いたことがありません。
まさしく起こってないということなんでしょう。
彼との違いを考えた時、まず第一に思い浮かぶのが下地工程に使うウレタン。
「teruさん」が水性ウレタンニスならボクは2液性ウレタン。
この違いが今回の現象の原因ではないか?と考えるのも数あるちの一つです。
ウレタンクリアは通常、完全乾燥すれば物凄く固くなります。
また水性ウレタンニスはそもそも模型用ではありません。
食品衛生法適合品となる製品から、水にはかなり強いものだと予想されます。
この画像はマークセッターでやられてしまった塗膜面です。
マークセッターを塗布したデカールが巻き込み、暫く放置状態になったときに起こる現象です。
水で拭き取れば取れそうに見えますが、水性ウレタンニスの下層部まで浸透してしまっており、研磨しても絶対に取れません。
これはリアウイングエンドプレートに裏カーボンを貼っていた際、水分を含んでいた2mm角のカーボンデカールの破片が知らず知らずの内にこびり付き、剥がれなくなった行く末です。
こびり付いたのカーボンデカールを水分で少しづつ剥がそうと試みましたが、例の如く「縮み」が発生し、水性ウレタンニスはあっけなく剥がれてしまいました。
水性ウレタンニス吹きつけから約10日間、塗膜は完全乾燥していてもこういう状態に置かれているのは、やはり下地工程塗装に問題があるのではないかと思われます。
最終ウレタンはまだですが、片方は無事でした。[E:coldsweats01]
経験上、慣れていないのもありますが、ボクと同じ工程を踏まれる方はこういう事実があることだけは認識しておいて頂く方が失敗は少ないと思いますね。
では頑張って又、修正に励みます。[E:paper]
人気ブログランキング参加中[E:happy01]
お気に召されたならポチッとな[E:cat]
by nightrotroom2017 | 2013-05-23 21:05 | McLaren MP4-23-CUSTOM