DeAGOSTINI 1/8 McLaren MP4-23 リニューアルカスタムNo.007
検証シリーズ第1弾!! SPAZ STIXミラークローム劣化検証!!奇跡の希釈を追求!!
McLaren MP4-23- NO.062
たぶん、この塗料を使用されている誰もがこれを検証したでしょうね。
以前よりボクもこの検証には泣かされまくりました。[E:crying]
結果、いい感じのマクラーレンシルバーを出すことに成功したのですが、劣化の統一性が無いことが判明し、再度の検証ということとなりました。
そもそも当初のニスの吹き付けは劣化したミラークローム面を維持してくれたのですが、今回のものは前回のものよりコントラストが強くなった感じがしました。
当然前工程は同じです。
考えられる原因は、
●手動によるミラークローム面の劣化具合
●ポリマーコーティングの度合い
●水性ニスの絶妙な希釈
●砂吹き加減
等が考えられるでしょう。
実際、劣化の違いといってもほぼ見た目は変わらないと思います。
しかし、何度もミラークローム塗装と向き合ってると「絶妙な違い」が分かってくるんです。
目が肥えてくるんですよね。
つまりDVDを最初に見ると画質が綺麗に見える。
その後、ブルーレイを見るとDVDの画質がとてつもなく劣化したように思える。
そんな中でもDVDの画質の良し悪しの区別が付くんです。
つまりボクは、最初に出来すぎた質感を見てしまったんですね。
よく分かりませんが、水性ニスの希釈が80%以上占める原因ではないかと…
「奇跡の希釈」とでも言いましょうか?
なんとかこの質感を維持したい!!
だからもう少し頑張ってみます。
以上述べた事を画像にして紹介します。
しかしながら、微妙な違いが画像に撮れないのも事実でして…
前に撮ってたもの、今撮ったものを紹介します。
まずメイン画像ですが、傷つけ失敗する前のものです。水性ニスコーティングがしてあります。
質感としてはMP4-24に近く、とても気に入ったものでした。
ミラークローム塗装したダンボウイングを水で洗い、擦りまくって劣化させます。
乾いた後も手で擦っていきます。
しかし、ミラークロームは結構、いや凄く塗幕が強い感じですね~!!
これはポリマーコーティングで磨き擦っていったものです。
綺麗過ぎるメッキ感から本物の金属質感に変化します。
ここからは水性ニス塗装の検証に入っていきます。
パターン1
これはミラークローム吹きっぱなしの上から水性ニスを吹いたものです。
この時の水性のニスの希釈はまさしく「奇跡の希釈」だったのでしょうか?劣化させずともミラークロームの質感がいい感じにの残っていました。
でも、綺麗過ぎるメッキ感なので×です。
パターン2
手動劣化=手で擦ってメッキ感を劣化させた上からの水性ニスコーティングです。
このシルバーが過去最高でした!!
マクラーレンシルバーを完成させた初めてのものです。
画像のマクラーレンMP4-23のシルバーを完全にコピー出来たと思いました。
この後、このシルバーを再現していくことにしましたが、今回の水性ニス吹き付けではこれにならず!でした。
パターン3
実験的に簡単な前工程パターン1と同じにしたにもかかわらず、こんな質感になってしまった…「奇跡の希釈」ならず!!
パターン4
これはパターン2の前工程で仕上げた、以前のもの。
パターン2のような質感にはいたらなかったものの、8号のMP4-24と非常に似たカラーに仕上げられた。
これはこれで良かったのかもしれない。
ダンボ塗装の際、事前にパターン2の前工程し、水性ニスを施してみたがパターン3と同じ質感になってしまいました。
おそらく、このままでは統一性を持たせられないので、水性ニスと希釈の検証に入ってみたいと思います。
第2弾は、水性ニスの種類と希釈の素材&分量を検証!!
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by nightrotroom2017 | 2011-03-07 23:30 | McLaren MP4-23-CUSTOM