DeAGOSTINI 1/8 McLaren MP4-23創刊号!!マクラーレンシルバー検証PART1
マクラーレンMP4-23ミラークロームの質感に近付けたか!?
McLaren MP4-23- NO.010
このマクラーレン最大の難関、シルバー塗装のミラークローム再現です。
実車のカラーリングを再現しようとすると、塗装では到底再現出来ない写り込みミラークローム。[E:shine]
購読するか否かの重要なプロトタイプ作成です。
目指したのは、De社オリジナルのシルバーとクロームメッキの中間。
塗装っぽい艶消しシルバーでもなく、鏡のように光輝くメッキでもない質感。
失われつつあるクロームメッキの劣化の経過途中のイメージ。
その絶妙な光塗装がマクラーレンMP4-23のミラークロームなのです。
色んな塗装を試した結果、コストとも一番身近で質のよいもの…
今回ボクが選んだのはこの「SPAZSTIX アルティメットミラークローム」です。
エアーブラシのコンプレッサーでの絶妙な調整が必要な為、持っているコンプレッサーでは上手く塗れそうにないのでスプレー式にしています。
難易度の非常に高いミラークローム塗装の工程を追っていきます。
まず前回薄く削り込みした翼端板の裏面の肌を整える為、エポキシパテで凹凸を埋めていきます。
ペーパー掛け開始!!
とにかくミラークロームの最大の難関は下地を究極に整えることから始めます。
しっかり整えなければ…[E:sweat01]
ペーパー掛けが終わればサフェーサー吹き付けを行います。
このレベルでは全く話にならないのでここからもペーパー掛けをしていきます。
1000~2000番のフィニッシングぺーパーで磨き込みます。
さらに4000番~10000番、4種類のフィルムペーパーを使い磨き込みます。
一度スーパークリアー塗装で表面に艶を出し、最終チェックをしさらに研ぎ出しを行います。
本来ならハイグロスブラックで研ぎ出しをするのですが、ボクの場合塗装してから磨くのではなく、吹きっぱなしで塗装面を研ぎ出し状態にしたいので、ここが勝負だと思ってます。
マスキングをしています。
いよいよミラークロームの塗装です。
この塗装は本当に難易度が高い塗装です。
なぜなら非常に粒子が細かく、一度に吹くと必ずミラークロームにならないからです。
まずこの塗料の性質というか、メカニズムを解説しておきます。
このミラークローム塗装は、重ねる毎に普通のシルバーになっていきます。
そこで利用するのが下地のハイグロスブラックです。
ミラークロームを完全に吹き付けるか吹き付けないかのあたりで止めるのが一番効果的だと思ってます。(個人的にですが)[E:coldsweats01]
ミラークローム粒子の細かな間から覗く、下地のブラックの鏡面とでも言いましょうか。
そんな肌感がこのミラークロームです。
まず、第1噴射です。
均等に一回しか吹き付けてません。
暫く放置状態で、表面に出た粉を拭き取ります。
第2噴射です。
同じく均等に一回しか吹き付けてません。
暫く放置状態で、表面に出た粉を拭き取ります。
裏面です。
第3噴射です。
同じく均等に一回しか吹き付けてません。
暫く放置状態で、表面に出た粉を拭き取ります。
第4噴射です。
同じく均等に一回しか吹き付けてません。
暫く放置状態で、表面に出た粉を拭き取ります。
De社オリジナルのシルバー比較です。
下にアルミ板を置いて質感を見比べて下さい。
第5噴射です。
同じく均等に一回しか吹き付けてません。
暫く放置状態で、表面に出た粉を拭き取ります。
第6噴射ですが、微調整用に吹いただけです。
コツは下地が完全に消えかかる直前で止める!!でしょうか??
全く未知なるミラークローム塗装検証!!
いかがでしょうか??
これなら、De社のマクラーレン良くなりますか??
でも、やっぱこんな事、大変!![E:sweat01]
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by nightrotroom2017 | 2010-10-26 00:06 | McLaren MP4-23-CUSTOM