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No.013 エフェクトの犠牲になった代表的パーツ!! それがフォークカバーだ!!

CUSTOM-NO.013



あからさまに、エフェクトと強度の為に全てのリアル志向からオモチャ志向に変わってしまった代表的パーツがこれだ!!
本来、電化製品等のスイッチが目立つ方が良いものはともかく、オモチャ等のスイッチですら裏面など分りにくい処に隠してあるにも関わらず、このFAT BOYは「こんな所に付けてしまったか!!」と思わず絶句してしまった。
しかたなく、付けていたもののやはり取るキッカケを作ってくれたのは、よっちゃんパパさんとアキラ2さんのスレッドだった。
このとんでもないパーツをどうよう!?スイッチは取り除けても何処へつけよう???と悩む一方、せっかくのウインカーやライトが点灯するエフェクトを生かしたいという気持ちもあり、最小限実物デティールを壊さず設置する場所はないかとひたすら考えた結果「ある場所」を発見する。



スイッチ取り付けに関しては後日又、詳しく書こうと思っています。



設置場所が決まり、大問題なフォークカバーのネジ穴とスイッチ穴をなんとかしなくてはならない。
おそらくこのフロントフォークカバー修正に挑戦したモデラー達は、前記事でも語ったように散々な加工を虐げられる思いをしたのではないだろうか。



フロントフォークカバーの取り付けには加工するにあたって問題が何点かある。
一つは、フロントフォークサイドパネルを取り付ける原因になったウィンカーコード。
フロントフォークからのこの配線を取りやめた後、このコードをフォークヘッド内にあるエフェクトコントローラーにどう繋ぐか!?
それは、以前にも語ったようにアキラ2さんがDe社掲示板で実行した、上部の窪み横両サイドに穴を開け、そこから配線する素晴らしい発想!!
これに助けられた。
もう一つは、エフェクトコントローラーに無数の配線がしてある為、強度的にネジ止めをしないと持たないという事。



以上の事を踏まえて、このフォークカバーのネジ穴・スイッチ穴を塞がなければならないと考えた時、ネジ止め・パテ埋め・アルミメッキシート(今回使用したものです)貼りの同時進行という事になる。
ネジ止め・パテ埋めををしてからアルミメッキシートを貼ればいいじゃないか?と思われるが、問題はウィンカーコードである。
よほど大きな穴を開けて余裕を持たせなければアルミメッキシートが綺麗に切れない!!



まず、センターからメッキシートを貼り、ウインカーコード穴を過ぎた時点で止める。
ここで一度メッキシートを穴を過ぎた時点まで綺麗にカッティング。
この作業を済ましてから初めて
フォークヘッドにネジ止めパテ埋めをする。
そして、穴通過時点で止めておいたメッキシートを一気に貼り、はみ出し部分をカッティング。



これがこのフォークカバーカスタムの一連の作業だ。
ボクとしては、穴を大きくするのは避けたかった為、何回も何回も失敗をし、とてつもない苦労をした訳であった。
なんだかんだ言いましたが、ボクにとってキャブレターと同じ位苦労したカスタムでした。





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by nightrotroom2017 | 2009-04-09 01:21 | HARLEY-DAVIDSON 1990FAT BOY